[minami 妄想#002] あの視線を思い出してしまう夜 なんとなく目に留まった女性がいた。 もちろん、話しかけることなんてできない。 名前も知らない。でも、こうして勝手に想像してしまう—— 『もしも、あの子があんな姿を見せてくれたら』って。 これは、“ある中年男の妄想”です。 minamiは、地方出身の22歳。 全国展開しているカフェチェーンの、新しい東京店舗で短期のオープニングスタッフをしているらしい。 慣れない都会での接客に少し疲れて、今はホテルのベッドに倒れ込んでいるみたいだ。 …いや、これも全部俺の妄想なんだけど。 制服を脱いだその素顔に、もし触れられたなら——そんな想像を抑えきれなかった。 …もしかして今、あの部屋で、ひとりで淫らなことをしてるのかもしれない。 今日も笑顔で接客をこなしたけれど、頭から離れないのは、あの常連客の視線だった。 「制服、似合ってるね」——軽く言われただけなのに、胸の奥がざわめく。 ホテルに戻ってベッドに横たわると、制服を着たままの身体が熱を帯びていく。 静かに指を動かしながら、その言葉を何度も思い返してしまう。 …もちろん、これも全部俺の妄想なんだけど。 制服のまま震える彼女の姿を、もし俺だけが見られたなら——。
作者: 中年妄想劇場
公開日: 2025年8月29日
説明
[minami 妄想#002] あの視線を思い出してしまう夜 なんとなく目に留まった女性がいた。 もちろん、話しかけることなんてできない。 名前も知らない。でも、こうして勝手に想像してしまう—— 『もしも、あの子があんな姿を見せてくれたら』って。 これは、“ある中年男の妄想”です。 minamiは、地方出身の22歳。 全国展開しているカフェチェーンの、新しい東京店舗で短期のオープニングスタッフをしているらしい。 慣れない都会での接客に少し疲れて、今はホテルのベッドに倒れ込んでいるみたいだ。 …いや、これも全部俺の妄想なんだけど。 制服を脱いだその素顔に、もし触れられたなら——そんな想像を抑えきれなかった。 …もしかして今、あの部屋で、ひとりで淫らなことをしてるのかもしれない。 今日も笑顔で接客をこなしたけれど、頭から離れないのは、あの常連客の視線だった。 「制服、似合ってるね」——軽く言われただけなのに、胸の奥がざわめく。 ホテルに戻ってベッドに横たわると、制服を着たままの身体が熱を帯びていく。 静かに指を動かしながら、その言葉を何度も思い返してしまう。 …もちろん、これも全部俺の妄想なんだけど。 制服のまま震える彼女の姿を、もし俺だけが見られたなら——。
タグ
作品ID: Myfans 18dd19b8-6fc3-4946-81c8-a11b91560573
同じ作者のコンテンツ
[hina 妄想#021] もう隠さない午後、そのままの彼女 ソファに仰向けになり、ゆっくりと呼吸を繰り返すhina。 シャツのボタンはいつの間にか外れ、肌に触れる空気さえ自然なものになっていた。 ここにはもう、カフェで感じていた視線も、 部屋に戻ってからの余韻も残っていない。 ただ、自分の身体と、静かな時間だけ。 見せようとしているわけでもなく、隠そうとしているわけでもない。 そのどちらでもない場所に、彼女は辿り着いていた。 境界が消えたあとに残るのは、 ただ“そこにある”という感覚だけ。 …もちろん、全部俺の妄想だけど。
[hina 妄想#020] 何も隠さない午後、ただ過ぎていく時間 ソファに身体を預けたまま、スマホの画面に視線を落とすhina。 もう姿勢を整えることも、距離を気にすることもない。 ただ、楽なままに、自然なままに過ごしているだけだった。 カフェで感じていたわずかな緊張も、 部屋に戻ってからの余韻も、 今はもうすべて溶けて、ただ静かな時間だけが残っている。 意識していた“見られるかもしれない感覚”さえ消えて、 彼女はただ、自分のままでいる。 それは特別なことじゃない。 ただ、誰にも見せないはずの日常が、そこにあるだけ。 …もちろん、全部俺の妄想だけど。
[hina 妄想#019] すべてを忘れた午後、ただそこにある身体 ソファにうつ伏せになり、何も考えないまま身体を預けるhina。 スマホの画面さえも視界の外に置いて、ただ静かな時間の中に溶け込んでいた。 カフェで感じていたわずかな緊張も、 “見られているかもしれない”という感覚も、 もうどこにも残っていない。 ただ、そこにある身体と、ゆっくりとした呼吸だけ。 整えることも隠すこともなく、自然に広がっていく距離。 日常とも非日常とも言えない、その中間で、 彼女は完全に“自分のまま”でいることを選んでいた。 …もちろん、全部俺の妄想だけど。
[hina 妄想#018] ほどけきった午後、もう戻らない距離 ソファに深く沈み込み、スマホの画面に意識を預けるhina。 カフェで感じていた“誰かの視線”は、もうここにはないはずだった。 それでも、身体に残った感覚だけが、ゆっくりと彼女の中で続いている。 脚を重ねるでもなく、整えるでもなく、ただ自然に広がっていく距離。 無防備という言葉さえ意識しないほどに、彼女はその状態に馴染んでいた。 外の世界と切り離された静かな部屋で、 “見られていた時間”と“ひとりの時間”が重なり合う。 気づかないまま、戻れない場所まで来てしまったような午後。 …もちろん、全部俺の妄想だけど。
[hina 妄想#017] 画面の向こうと、気配のあいだで ソファに身を沈め、スマホの画面に視線を落とすhina。 指先でスクロールするその仕草は、どこにでもある日常のひとコマのはずだった。 けれど、脚を寄せたその姿勢のまま、ふとした角度でほどける距離。 無意識にくつろいでいるだけなのに、 どこかで“誰かに見られているかもしれない”という感覚が、まだ消えずに残っている。 現実と画面のあいだ。 ひとりの時間と、かすかな気配。 その境界が曖昧になるほどに、彼女の午後は静かに深まっていく。 …もちろん、全部俺の妄想だけど。
[reira 妄想#067-070] すべてが終わったあとに残るもの すべてがほどけたあと、 何かを取り戻そうとする気持ちは、 不思議と湧いてこなかった。 ただ、 静かに呼吸をして、 ぼんやりと感覚を受け取る。 はっきりとした輪郭はまだなくて、 どこまでが自分なのかも、 完全には戻っていない。 でも、それが心地よかった。 急いで戻る必要も、 何かを整える必要もなくて、 このまま、少しだけ 漂っていたいと思えたから。 時間だけがゆっくり進んで、 自分はまだ、 その途中にいる。






